2021年上期(4~9月)の販売ランキング
2021年度上期(4~9月)の車名別新車販売はトヨタ自動車「ヤリス」が10万台以上を販売し、首位を奪取しました。前年度上期にトップだったホンダの軽スーパーハイトワゴン「N―BOX(エヌボックス)」は小幅ながらも前年を割り込み2位に。トヨタ「ルーミー」が大幅伸長により3位に浮上。半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大による部品の調達停滞に伴う生産調整などの影響から、上位10車種のうち4車種が前年割れを余儀なくされた。
登録車と軽自動車を合わせた総合ランキングでヤリスが首位に。20年8月発売のSUV「ヤリスクロス」が台数押し上げに貢献した。上期としては3年連続でトップを維持していたエヌボックスは微減となったが、2位を維持した。8月に派生車「ノートオーラ」が加わった日産自動車「ノート」は10位に食い込み。
登録車のランキングでは、ヤリスが上期としては2年連続の首位。日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤和夫会長)の発表によると、ルーミーは上期としては初の2位に浮上し、トヨタ「カローラ」は2年連続の3位だった。4位はトヨタ「アルファード」、5位はノート。
全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)の発表によると、首位はエヌボックス、2位はスズキ「スペーシア」、3位はダイハツ工業「タント」と上位3車種に変動はなかった。4位のダイハツ「ムーヴ」と5位のスズキ「ハスラー」はともに前年超えを果たし、順位を上げています。